足底のアーチには、**ハイアーチ(高アーチ)とローアーチ(低アーチ)**という二つの極端なタイプがあります。これらは足の形状や歩行の仕方に影響を与え、それぞれ異なる足の問題や痛みを引き起こすことがあります。
1. ハイアーチ(高アーチ、Pes Cavus)
ハイアーチは、足底アーチが通常よりも高く、足の裏が地面に接触する面積が少ない状態を指します。このタイプの足では、体重が踵や足の前方部分に集中しやすく、足全体のクッション機能が低下します。
特徴
足のアーチが非常に高い:土踏まずが極端に高く、アーチの中央部分が地面に接触しないことが多い。
体重が踵や前足部に集中:クッション効果が弱く、衝撃を吸収しにくい。
硬くて柔軟性が少ない足:足の柔軟性が低く、可動域が制限されることが多い。
問題点
足底筋膜炎:足の裏にある筋膜が炎症を起こし、痛みを引き起こします。
疲労骨折:体重が特定の部位に集中しやすいため、骨折のリスクが増加します。
足の指や爪の問題:ハイアーチにより、足の指が曲がってしまうことがあり、ハンマートゥ(足指の変形)や爪のトラブルを引き起こす可能性があります。
足や膝、腰の痛み:クッション機能が低下することで、足の他の部分や膝、腰に過剰な負担がかかることがあります。
対処法
クッション性の高いインソールの使用:特に、かかとや前足部の衝撃を吸収するために、適切なインソールが推奨されます。
靴の選び方:柔軟でクッション性の高い靴を選び、衝撃を和らげることが重要です。
ストレッチ:足底筋膜やふくらはぎの筋肉を柔らかく保つために、適切なストレッチを行います。
稲毛作草部整骨院
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