猫背を改善するセルフケアには、姿勢を意識しながら筋肉をほぐし、強化することが重要です。猫背は、背中や肩、首の筋肉が弱まるとともに、胸やお腹の筋肉が硬くなりすぎることで起こりやすくなります。以下は、猫背改善に効果的なセルフケア方法を紹介します。
1. 胸のストレッチ
胸の筋肉が硬くなると、肩が前に引っ張られ猫背になりやすいので、胸を広げるストレッチを取り入れましょう。
- 壁の近くに立ち、片手を肩の高さで壁につけます。
- 体をゆっくりと反対方向にねじり、胸が伸びるのを感じながら20〜30秒間キープ。
- 反対側も同様に行います。
2. 肩甲骨を動かすエクササイズ
肩甲骨周りを動かすことで、猫背を改善しやすくなります。
- 背筋を伸ばして立ち、肩を耳の方にすくめるように持ち上げます。
- その後、肩甲骨を後ろに引き下げるようにしてリラックスさせます。
- これを10回程度繰り返すと、肩周りがほぐれて姿勢が整いやすくなります。
3. 背中のストレッチ
背中が丸まっていると猫背が進行しやすいので、背筋を伸ばすストレッチをしましょう。
- 床に四つん這いになり、息を吐きながら背中を丸めて頭を下げます(キャットストレッチ)。
- 次に、息を吸いながら背中を反らせ、顔を前方に向けます(カウストレッチ)。
- これを10回ほど繰り返すと、背中が伸びて姿勢が整います。
4. コア(体幹)トレーニング
体幹を鍛えることで、正しい姿勢を保つ力が強まります。おすすめの体幹トレーニングの一例はプランクです。
- 両肘をついてうつ伏せの状態になり、つま先と肘で体を支えます。
- 背中をまっすぐに保ち、お腹に力を入れて体を一直線にします。
- 初めは10~20秒間キープし、慣れてきたら徐々に時間を延ばします。
5. 猫背改善のための習慣作り
猫背は長年の姿勢の癖から生じることが多いので、普段の姿勢も意識することが大切です。
- スマホやPCの位置を目の高さに合わせる:うつむき姿勢を避け、肩や首に負担がかからないようにしましょう。
- 深呼吸でリセット:猫背になると呼吸が浅くなるので、1時間に1度、深呼吸をしてリラックスしましょう。
6. タオルを使った簡単なエクササイズ
- タオルを丸めて背中の下に置き、仰向けになって胸を広げる姿勢を5分ほど保ちます。背中が伸び、猫背改善に効果的です。
猫背の改善には、継続的なセルフケアが大切です。少しずつ、毎日の生活に取り入れていきましょう。
稲毛作草部整骨院
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