むちうちなら稲毛作草部整骨院

高齢者の多くが悩む「変形性膝関節症」について

「あれ!それ年齢膝じゃない?」

座っていた女性が立ち上がろうとした瞬間に両手で膝を押さえて「イタっ」の後に一緒にいた男性が上のセリフを言うサプリメントのコマーシャルをご覧になったことありますよね。高齢女性が階段を下っていたり、立ち仕事をされている女性が出てくるサポーターのコマーシャルもおそらくご覧になっていると思います。世の中に膝の痛みにお悩みの方がたくさんいらっしゃるんだなという事を実感します。

冒頭にあった「年齢膝」ですが「変形性膝関節症」を差しているのだと思います。60代以降の方に見られる膝関節の加齢性の変化で、早い方では50代半ばから発症される方もいて男女比に大きな差はありません。動作の初め(座っていて立ち上がる時など)や階段の下りで膝の内側に痛みを感じるようになり、症状が進行すると更に痛みが強く、膝を曲げることが困難となり、最終的には膝関節が変形しO脚になります。この頃には痛みはさらに強くなり歩行が困難になってくると手術=人工関節となります。

では手術を避けるためにはどうしたらいいのでしょうか。まずはそもそもなぜ膝の骨が変形するのかを考えて見ようと思います。実は加齢により変形するのは膝だけではなく全身の関節周辺の骨にみられます。背骨も変形しますし肘や足首、股関節、指の骨もへんけいします。でもこの変形は加齢性のものであり病的なものではないのです。

一部を除いて関節は基本的に2本の骨とそれをつなぐ靭帯で構成されています。人体がある事によって関節は決まった方向にのみ動くことが出来ま、かつ関節を支える役割をしています。しかし関節にかかる負荷が大きいと靭帯だけでは支えきれずに筋肉も靭帯と一緒に関節を支えます。その代表例であり、人体中最も負荷が大きいとされているのが「膝」なのです。膝は4本の靭帯でももの骨とすねの骨が接合されていますが、負荷が大きく靭帯だけでは支えきれないため大腿四頭筋という太ももの筋肉も靭帯と共に関節を支えています。しかし、加齢とともにこの大腿四頭筋が筋力低下を起こすと膝の安定性が低くなり膝関節にグラグラと同様が生じるようになります。その動揺を察知した骨(特にすねの骨)は安定感を取り戻そうとして骨の形を変え動揺を抑えようとしますが、形の変わった骨(変形)が周囲の靭帯や筋、その他の関節構造物を刺激して痛みが起きるのです。同様状態を放置すると関節内の負荷のかかっている特定の部分(大腿骨や半月板)が摩耗によりすり減り、最終的には関節の変形を来しO脚になってしまいます。骨の変形は年齢と共に程度の差はありますが誰にでも起きる事なので改善の余地はあるのですが、関節が変形(O脚)してしまうと痛みや可動制限が強くなり前にも述べた通り改善には手術しかないという状況になってしまうのです。

では関節の変形=O脚を防止するにはどうしたらいいのでしょうか?まずは骨の変形を止めなければなりません。そのためには関節を安定させる、すなわち弱くなった大腿四頭筋を強化しなければなりません。大腿四頭筋の訓練方法は色々ありますが、骨の変形が進み痛みが強くなると「運動するのが辛い」という方も多くいらっしゃいます。そのような方には当院では「パルスケア」という器材を用いて筋力強化を行っています。どのようなきざいかというと、電極を両方の太ももにあて高周波という種類の電気を大腿四頭筋に流します。もともと筋肉は神経からの電気信号で動いていますので、神経のかわりに機械の電気刺激で筋肉を動かしトレーニングしていきます。患者の皆さんは20分間寝ていて頂くだけです。筋力がつき関節が安定してくると痛みが軽減していき歩行が楽になってきます。そうなったら次は歩行や関節に動かしながら更に筋力強化を行っていきます。筋力強化が進むにつれ痛みはさらに減少し、日常生活を楽に送る事が出来るようになります。

 

 

セルフチェックをしてみましょう

 

立すわりの際や階段の下りの時の膝の内側の痛み、正座がしずらいという症状が数が月続いているという方は両方の足のかかとと親指の付け根を付けた状態で立ってみましょう。その状態で膝の内側に隙間が出来ない方は関節の変形はまだ始まっていません。このうちから膝の治療を行えば痛みを取り除くことは可能です。一方で関節の内側に隙間の出来る方(もともとO脚の方は隙間が更に拡大)は関節の変形が始まっているかもしれません。それ以上隙間を広げないように一刻も早く治療する必要があります。

 

人生100年の時代がやってきます。60代で既に痛みを感じている方はこの痛みと残りの40年お付き合いしなければなりません。早ければ早いほど、若ければ若いほど改善しやすいものです。お心当たりのある方は是非一度当院にご相談ください

[ 2024年3月27日 ]

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